証し

洗礼を受けて四十五年、かたくなで不信仰の落第生を、神様は忍耐をもって見捨てず、御手の中で支え守って下さっている事を感謝を持って実感しています。

私は、数年前から股関節の病気で足が不自由になりました。昨年八月には、左手首を骨折し、検査していた胸のしこりが悪性と診断されました。「私にも順番が廻ってきた」と覚悟し、手のギブズが取れるのを待って、十月に入院手術を受け、その後の治療も無事終わり今やっと落ちついたところです。

ガンの宣告以来、比較的平安でいられたのは、神様がいつも共にいて下さるという安心と、病状が初期段階であった事、子育て等人生の務めは果したので思い残す事もなく神様にすべて委ねようと思ったからです。

入院前、後、私の前で、私の知らない所で、多勢の方が祈って下さいました。言葉の一つ一つに励まされました。

病院で会った方々との体験から、私の病気など甘いもので、再発、副作用と真摯に闘っておられる多勢の方を通して、病気の大変さ、本人、ご家族の苦しみ等、いろいろ考えさせられました。

足のリハビリの為、プールに行っています。水中ですと痛い足も前に出て跳ねる事もできます。以前プールで歩いている時、たくさんの感謝があふれて来て「神様ありがとう!あなたを賛美します!」と何度も心の中でとなえていました。

その時こんなに「あなたを賛美します」と心から祈ったことがあったろうか、それ迄この祈りは形だけの感がありました。感謝と共に思わず口について出た「あなたを賛美します」という祈りに、神様と私の距離がちょっと近くなった感じがしました。

これから先、どんな状況にあっても、心から「神様有難うございます。あなたを賛美します」と祈れるように、神様に結ばれていたいと強く願っています。

(60代・女性)

日本基督教団 原町田教会 : 当教会では、日本聖書協会発行『新共同訳聖書』、日本基督教団出版局発行『讃美歌21』を使用しています。